2006年08月13日
映画レビュー:ハチミツとクローバー
ハチミツとクローバー
客観的な映画のデキとしては、60点、個人的には、80
点。
人を選ぶ映画
だと思う。Yahoo映画でも評価が分かれているし。
お勧めしたいのは、原作を読んでいて、映画が原作と違っても許せる人。
逆にお勧めできないのは、原作のキャラクターを大事にしたい人。
あと、ハチミツとクローバーって何?初めて聞いたって人。
以下、ネタバレあり。
全体的に雰囲気が良くて、入り込めれば、青春の切なさにホロリとするよ。
ヒロインは可愛いし、森田さんのダイナミックな生き方はカッコいい。
二人で遊びながら絵を描いてるシーンが一番綺麗だったな。
主人公の竹本は素朴で真っ直ぐで、青臭くて好感が持てる。
エンディングのスピッツの歌も、良く合ってるよ。
毬男&類二(マリオ&ルイジ)なんてのも、怪しくて好きだなー。
あんな上司いたら面白いな。見たいだけで関わりたくないから、となりの部署に(笑)。
でも、問題点もちらほら。
これは好みで分かれるけど、まず原作とキャラクターが大幅に違う。
森田さんは、もっと楽しみながら周りを振り回す人だし、
真山は暗くないし、あんなにストーカーじゃないし。
竹本は、まああんな人かなあ・・・でも何か足りない気がする。
ここで、原作組の一部は冷めてしまうんだろうなあ。
花本はぐみ役の蒼井優がハマってるだけに残念。
あと、2時間に詰め込みすぎたせいで、一つ一つの話が薄い。
エピソードが少なすぎて、竹本がどうしてはぐちゃんに惚れてるのか不思議だし、
それ以上に、真山がなぜ理花さんを好きで、山田がなぜ真山を好きなのか、
全く理解できないと思う。原作読んでる俺のような人は、各自で補完できるのだろうけど。
真山-山田の話を全部カットして
その分、竹本-森田-はぐみのラインの話を充実させて
竹本が振られた後、精神的に何かを得るところまで描ききることが出来たら、
万人受けする名作になれたと思う。
雰囲気はとても良いので、残念。
見るかどうかは、原作を少し読んでみてから決めた方がよいと思う
個人的には名作です。
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- at 23:52

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