2006年09月28日
亀田大毅-バレリオ・サンチェス
俺はボクシングやった経験もないですし、
そんなにTV観戦するわけでもないので、不適切な表現や
勘違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。
昨晩、面白いコントがありました。
劣勢の日本人を、ひたすら褒め称えるという、
新感覚バラエティ。マジ面白かった。
解説と実況の人、名前は忘れましたが、ほんっと良い味出してました。
特に終盤の劣勢の中、見え見えのフォロー入れすぎ。
「亀田のパンチが、的確に相手の顔面を捉えています!」
そうですか?
「亀田はもらってるように見えるんですが、もらってないんですよね」
「そうなんです。しっかりとガードしてるんですよ」
どんなフォローだよ!直後、亀田鼻血。
「今回は、いわば相手の土俵の中で戦っているんです」
日本ですが?しかも、サンチェスわざわざインファイトに付き合ってくれてるし。
「サンチェスの右ほほが赤くなってきてますよ!」
「やっぱり亀田のパンチが効いているんですね」
右目上の裂傷と鼻血で血まみれの亀田はどうなんですか?
中盤に1回、終盤に2回出した亀田の宇宙一の反則打
(左手で押さえて、右手で相手の後頭部を連打)について
「今の効いてますよ」
当たり前だよ。サンチェスは激怒。
反則打であることはTBSも承知らしく、リプレイではカット。
「有効打は亀田の方が上ですから、
判定ではそういう部分が評価されると思います」
有効打の定義教えてください。あと、
批判は予想済みなのか…
ついでに、試合後の乱闘騒ぎも当然カット。
他、無数…
前回までの、戦績不詳・出稼ぎアルバイトボクサーと違って
今回の相手サンチェスは、れっきとした世界ランカー。
全盛期は、WBAの8位まで行った男です。
年による衰えもあると思いますが、
デビューから7ヶ月目の選手が負けて、恥ずかしい相手ではない。
無理に勝たせてTVで煽って盛り上げてってスタイルは、
飽きている人も多いですし、
素直に負けを認めた方が、TBSにとっても本人にとっても、
そして何より、ボクシング界全体にとって、
はるかに良かったんじゃないかなと思います。
亀田が出てきて、他のボクシングの試合の放送が減ったように感じます。
ボクシング=八百長みたいに思われがちになったのも、悲しい限りです。
長谷川や川嶋や名城の試合を楽しみにしてるのになあ…
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- at 09:01
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