2008年06月29日
一人旅シリーズ ~富山編~ その2 弥陀ヶ原
弥陀ヶ原-標高約1,600~2,100m、南北2km、東西3kmにわたり広がる高原。
木道が敷かれた湿原には「餓鬼の田」と呼ばれる池塘(ちとう)が点在し、
カルデラ展望台など散策ポイントも豊富です。
夏になると白い綿毛をなびかせるワタスゲが美しく咲き誇るほか、
色鮮やかなチョウが多く生息し、わたしたちの目を楽しませてくれます。
(公式HPより引用)
弥陀ヶ原の宿舎には、先ほどの自然観察員のお友達がいるとのこと。
その山荘を訪ね、自然観察員の方の名刺を出してお話。
こういうネットワークって良いですね。
年取ってからは、こんな風に、趣味で交友関係を広げて、楽しく生きたいなあ。
山荘の方の話では、カルデラと湿原の木道がお勧めとのこと。
「でも、まだ雪が積もってるから、その装備ではキツイかもしれませんね」
そういえば、俺の格好、半袖のTシャツと、通勤靴。鞄の中には長袖のTシャツだけ。
「装備はありませんが、気合いがあります!」
「じゃあ、行けるかもしれませんね」
そんなんで行けるのか・・・?
カルデラ編
カルデラへの道。
マジで雪でした!
気合いを入れました。半袖Tシャツでも大丈夫でした。
なんか、こういう人気が無くて、大自然感じるところ行くと、
テンションがファイヤーしてくるよね。ヒャッホー!
まだまだ雪景色だけど、よく見ると新芽が伸びていた。
雪の中、植物も頑張ってます。
雪の坂を登ること15分。展望台に到着!しかし!
何も見えねえ!!なんてこったい!!!
湿原編
木の遊歩道。広々として、とても気持ちよい。
バックの山々が、奥行きを醸し出していて、また良いんです。
1週はだいたい2時間くらい。アップダウンも少なめで、
万人向けのちょうど良いトレッキング。
ちなみに、散歩中にすれ違った人は、全部で2人だけでした。
空いてるねー。良いねー。
この大地は、全部俺のものだ!ってな爽快な気分。
これは有名な餓鬼の田。地獄で餓えた餓鬼が食べものを作っているって言い伝えがあるのだとか。
弥陀ヶ原 - いまは茶色い大地ですが、一月もたつと緑色に変わるはず。
緑の大地に、白い、黄色い花々が競うように咲き乱れ、
つかの間の夏を精一杯謳歌する光景が見られるのだろう。
その日を夢見て、じっと雪の中を耐えてきた草。
そして雪が解け、満を持して、ためていた生命力を爆発させる。
今はきっと、そんな瞬間。
こういう想像しながら、風景を眺めるのが楽しかった。
十分満喫したところで、次の目的地、室堂へ向かった。
室堂では、山ごもり特訓する某有名選手が!
- by
- at 18:27
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